デスク周りの配線がごちゃつく人へ。自分に合う整理方法の選び方
デスクまわりのケーブルは、使っているうちに、いつのまにか本数が増えていく。
見た目が気になるだけでなく、掃除もしにくくなる。
似た悩みに「使っているケーブルの先端が机から落ちる」というものもあるが、これは1本のケーブルの置き場所の話。今回の、常設された複数の配線をどう整理するかという話とは分けて考える。
今回はそんな「デスク周りの配線がごちゃつく」という悩みに絞って、整理の仕方を調べてみた。
整理を始める前に
配線を整理する前に、今つながっているケーブルや電源タップのうち、実際に使っているものを確認しておきたい。
使っていない充電器やケーブルまで、整理用品にまとめて収納する必要はない。まずは本当に必要なものを見極めることが、整理の第一歩になる。
まず、何を整理したいか
デスク周りの配線の悩みは、「どこで」「何が」邪魔になっているかによって、見るべき方法が変わる。
- 見えている配線を隠したい → 配線モール
- 電源タップやACアダプタの塊を収納したい → ケーブルボックス
- 電源タップやケーブルの塊を、デスク下へ浮かせて整理したい → デスク下ケーブルラック
- 複数のケーブルをまとめたい → 結束バンド
順番に見ていく。
見えている配線を隠したい場合
壁や床、デスクの縁を這っている配線を隠すには、配線モールが候補になる。
両面テープで固定するタイプがあり、床や壁、天板裏などに貼り付けて、その中にケーブルを通して隠す。
両面テープで固定するタイプでは、壁紙の凹凸や油分、ホコリなどが粘着の持続力に影響することがある、という点が、複数の独立した情報源で確認できた。貼り付ける前に表面を掃除するなどの下地処理が勧められている。
電源タップやACアダプタの塊を収納したい場合
電源タップやACアダプタ、複数のケーブルをまとめて収納するなら、ケーブルボックスが選択肢になる。
箱の中に電源タップごと収め、側面の取り出し口から必要なケーブルだけ出す形が一般的だった。
電源タップやケーブルの塊を、デスク下へ浮かせたい場合
床にもデスクの上にも置きたくない場合は、デスク下ケーブルラックという方向もある。
デスクの天板裏にネジで固定し、電源タップやケーブルの塊を浮かせて収納するタイプがある。確認した製品では、天板の厚みが約2cm以上の木製・積層合板であること、設置範囲に干渉する柱や脚がないことが、取り付け条件として指定されていた。耐荷重は約5kgが目安だった。
このタイプは、天板にネジで固定する作業が前提になる。
天板へのネジ止めを避けたい場合は、このタイプは候補から外れる。
複数のケーブルをまとめたい場合
複数のケーブルをまとめて絡まりを防ぎたいなら、繰り返し使える結束バンドを検討したい。
面ファスナー(マジックテープ)式で、繰り返し着脱できるタイプがある。機器の増減で配線を組み替えるときにも、結び直して使える。
選ぶ前に確認しておきたいこと
- 隠したいのは、見えている配線か、電源タップやACアダプタの塊か
- デスク下ケーブルラックを検討する場合、天板の厚みや、設置範囲に干渉する柱・脚がないか、天板へのネジ止めに抵抗がないか
- 配線モールを使う場合、設置する壁や床の状態(凹凸・油分・ホコリの有無)
調べても分からなかったこともある
結束バンドを繰り返し使える回数については、今回確認した製品の販売ページに目安の記載がなく、分からなかった。
結束バンドの繰り返し使用について、今言えるのはここまでだ。
配線を、完璧に隠す必要はない
今回調べたかったのは、配線を完璧に隠す方法でも、デスクまわりを一新する方法でもない。
配線がごちゃついて、見た目や掃除のしやすさが気になる——そのくらいの不便を、少し減らせれば十分だ。
隠したいのは見えている配線か、電源タップの塊か。デスク下へ浮かせたいのか、まとめて絡まりを防ぎたいのか。
そこがはっきりすれば、見るべき方法はかなり絞れるはずだ。