デスクでスマホの置き場所に困る人へ。スマホスタンド3タイプの選び方
デスクで作業していると、スマホをどこに置くか、意外と定まらない。
気づけば机の上をあちこち移動していたり、平置きにしたまま画面が見えづらかったりする。
似た悩みに「充電ケーブルが机から落ちる」というものもあるが、あれはケーブルの先端の置き場所の話。今回のスマホ本体をどこに置くか、どう見えるようにするかという話とは分けて考える。
今回はそんな「デスクでスマホの置き場所に困る」という悩みに絞って、スタンドの選び方を整理してみた。
まず、置き場所を決めてみる
新しいものを買う前に、一度スマホの置き場所を固定して試してみてもいい。机の中央ではなく、左右どちらかに定位置を決めるだけの、費用のかからない方法だ。
それでも置き場所に困る場合は、この先を参考にしてほしい。
何が気になっているか
スマホの置き場所の悩みは、大きく3つの方向に分けられる。
- 机に置いたまま、画面を見やすくしたい → 卓上スタンド
- 机の平面を使いたくない → クランプ/アーム型
- 置き場所と充電をまとめたい → マグネット充電スタンド
順番に見ていく。
机に置いたまま、画面を見やすくしたい場合
平置きのまま使うより、角度をつけて置ける卓上スタンドが候補になる。
確認した製品では、対応機種は約4〜8インチ、保護ケースの厚さ15mm以下まで対応し、最大270°の角度調整ができた。底面にはゴム製の滑り止めパッドが付いており、ケーブルを通すホールもあるため、充電しながらでも置ける。ただし、スタンド自体に充電機能はない。
長期間使った場合、ヒンジ部分がどれくらいもつのかは、今回確認した範囲では分からなかった。
机の平面を使いたくない場合
机の平面をできるだけ使いたくない人なら、デスク天板やモニターアームに固定するクランプ/アーム型のホルダーが候補になる。
確認した製品では、約4〜7インチの端末に対応し、デスク天板を挟むクランプの開口部は約0.6〜5cmだった。360°回転するグースネック(自由に曲げられるアーム)で、角度も自由に変えられる。
別のメーカーのクランプ式スマホホルダー(サンワサプライ200-STN044CB)の取扱説明書では、耐荷重(300g)を超える機器を取り付けないこと、関節が固い場合があるためケガや破損に注意し、無理な力を加えないことが案内されている。クランプ/アーム型を選ぶときは、スマホの重さが耐荷重に収まるかどうかと、メーカーの注意書きを確認しておきたい。
置き場所と充電をまとめたい場合
置く場所を決めるのと同時に充電もしたいなら、マグネット式の充電スタンドが候補になる。ただしこのタイプは、自分のスマホの機種・ケース・必要な充電環境が対応しているかどうかの確認が、他のタイプ以上に重要になる。
確認した製品は、Qi2規格に対応したマグネット式のワイヤレス充電スタンドで、最大15Wでの充電に対応していた。対応機種は、iOS 17.4以降にアップデートしたiPhone 12以降のモデルに限られており、Androidの多くの機種は標準では対応していない。
ケースを付けたまま使う場合、この製品では厚さ2.5mm以下のケースへの対応が案内されており、充電器本体も別売りで、25W以上出力の充電器を別途用意する必要があった。
選ぶ前に確認しておきたいこと
- 机の平面を使ってよいか、使いたくないか
- 画面を見る角度を変えたいか
- 充電もまとめてしたいか
- 自分のスマホのサイズと、使っているケースの厚み
- クランプ型を検討する場合、デスク天板の厚みが対応範囲に収まるか
- マグネット充電スタンドを検討する場合、自分のスマホがMagSafe/Qi2に対応しているか
調べても分からなかったこともある
マグネット充電スタンドは、自分のスマホの機種やケースの厚みによって対応の可否が変わってくる。購入前に確認しておきたい。
卓上スタンドは、長期間使った場合にヒンジ部分がどれくらいもつのか、今回の範囲では分からなかった。
スタンドを選ぶ前に、何に困っているかを整理する
デスクでスマホの置き場所に困るとき、実はそれほど複雑なことで悩んでいるわけではない。
画面を見やすくしたいのか、机の平面を空けておきたいのか、充電もまとめて済ませたいのか——気になっているのは、たいていこのどれかだ。
そこがはっきりすれば、見るべきタイプは自然と絞れてくる。