キーボードの隙間掃除が面倒な人へ。汚れ別の道具の選び方
キーボードを使っていると、キーとキーの隙間にホコリや細かいゴミがたまっていく。
気づいてはいるものの、キーキャップを全部外して掃除するのは、正直かなり面倒だ。
似た悩みに「デスクの配線がごちゃつく」というものもあるが、あれは配線の整理の話。今回は、キーボードの隙間・奥にたまったホコリやゴミを、分解せずにどう取り除くかという話に絞って、掃除方法の選び方を整理してみた。
まず、家にあるものでどこまでできるか
ロジクールやAppleなど複数のメーカーが、清掃の前にまず電源を切ることを案内している。そのうえで、表面の軽いホコリや汚れは、乾いた、あるいは軽く湿らせた柔らかい布で拭くという方法が案内されている。
ただし、布で拭けるのは表面までだ。キーの隙間の奥に入り込んだゴミまでは、布では届かない。
それでも隙間の奥のゴミが気になる場合は、この先を参考にしてほしい。
何が気になっているか
キーボードの汚れの悩みは、大きく3つの方向に分けられる。
- 表面の軽いホコリを日常的に取りたい → ブラシ/ワイプ系
- キーの隙間・奥のゴミを取りたい → ロングブラシ/ジェルクリーナー/エアダスター
- べたつきが気になる、除菌したい → メーカーが案内する清掃方法を確認する
順番に見ていく。
表面の軽いホコリを取りたい場合
日常的にサッとホコリを払う程度なら、ブラシやワイプが候補になる。
確認した製品では、スライド式のブラシとマイクロファイバーのクリーナーが一体になっており、ホコリを払うのと、画面などを拭くのを1つでまかなえるタイプがあった。
キーの隙間・奥のゴミを取りたい場合
お菓子のカスや髪の毛など、隙間の奥に入り込んだゴミには、いくつかの方法がある。
キーキャップを外さずに奥まで届くロングブラシという道具もあるが、今回の範囲では代表品レベルでの確認はできていない。
ジェルクリーナー(スライム状の粘着クリーナー)も候補になる。確認した製品の使用上の注意には、高温に弱いので涼しい場所に保管することや、水や油から遠ざけることが書かれていた。
エアダスターも、隙間の奥のゴミを吹き飛ばす方法として使われている。
べたつきが気になる、除菌したい場合
皮脂によるべたつきや除菌が気になる場合は、使っているキーボードのメーカーが案内する清掃方法を確認しておきたい。
ロジクールは、香料無添加の除菌ワイプや、25%未満のアルコールを含むアルコールスワブなどを案内しており、清掃液は目立たない場所で試してから使うことも案内している。Appleは、水で軽く湿らせた糸くずの出ない布のほか、外装やディスプレイについては70%のイソプロピルアルコールワイプの使用を案内している。
これらはそれぞれのメーカーが自社製品向けに案内している内容で、他社のキーボードにそのまま当てはめられるとは限らない。自分の使っているキーボードのメーカーが、清掃液についてどう案内しているかを確認しておくのが安全だ。
掃除の前に共通して確認しておきたいこと
メーカーを問わず共通していたのは、清掃前に電源を切ること、そして液体をキーや機器の隙間に直接入れないようにすることだった。ジェルクリーナーやワイプを使う場合も、この2点は踏まえておきたい。
選ぶ前に確認しておきたいこと
- 気になっているのは表面のホコリか、隙間の奥のゴミか、べたつきか
- 家にある布で足りる範囲かどうか
- ジェルクリーナーを使う場合、使用上の注意(保管場所の温度、水や油を避けること)を確認しておく
- 除菌・アルコールを使う場合、自分のキーボードのメーカーが案内する清掃方法を確認する
- 清掃前に電源を切り、液体を隙間に直接入れないようにする
調べても分からなかったこともある
エアダスターが埃を奥に押し込んでしまうかどうかについては、それを裏付ける確認が十分ではなく、実際にどの程度起きることなのかは分からなかった。
メーカーや機種によって、清掃方法やアルコールの許容条件は一律ではない。自分のキーボードについては、個別に確認する必要がある。
汚れの場所と種類で、見る方法は変わる
キーボードの汚れは、すべて同じ方法で解決できるわけではない。
表面のホコリなのか、隙間の奥のゴミなのか、べたつきなのか。
そこがはっきりすれば、あとは見るべき方法を選ぶだけだ。